アネモネ Vol.01-球根の吸水処理(催芽処理)から発根まで

カラフルな美しさに惹かれて、今年はアネモネの球根を購入してしまいました。
アネモネを球根から育てるのは初めて。
備忘録として11月に行った球根の吸水処理方法をまとめました。

※追記 開花記録はこちらからどうぞ。アネモネ球根の育て方 Vol.05-開花記録

アネモネの球根を購入

八重咲きアネモネ カラフルミックスの球根

八重咲きアネモネ カラフルミックスの球根

10月にホームセンターで購入した、セントブリジットの「八重咲きアネモネ カラフルミックス」。
10個ほど入って300円でした。

アネモネの球根

アネモネの球根

球根のサイズは小さいもので1cm、大きいもので2cm程度ありました。カラカラに乾燥していて硬いです。

 

アネモネ球根の吸水処理(催芽処理) 2014.11.05開始

乾燥して硬くなった球根に、いきなり水分を与えると腐りやすい為、
まずはゆっくりと時間をかけて球根を戻す作業(吸水処理)が必要になります。

吸水処理には、川砂やパーライト、水苔などを用いて戻す方法もありますが、
今回は球根に付いていた説明書きを参考に、バーミキュライトを用いて行いました。

<準備したモノ>

・バーミキュライト
・霧吹き
・トレー (5cm程度の深さがあるものがオススメ。私は果物が入っていたパックを利用しました。)
・ナイロン袋 or ビニール袋 (トレーが入るサイズ)

<吸水処理のおもな流れ>

ざっくりとした流れはこんな感じ。
アネモネ球根の吸水処理のおもな流れ

<詳細手順メモ>
01. バーミキュライトを湿らせる

用意したトレーに、球根が埋まる深さまでバーミキュライトを入れ、あらかじめ霧吹きで湿らせておきます。

02. 球根を埋める

アネモネの吸水処理

2014/11/05 アネモネ吸水処理

湿らせたバーミキュライトに、アネモネの球根を軽く埋めていきます。
球根は尖ったほうを下にして埋めます。
その後、上から球根が隠れる程度に、湿らせたバーミキュライトで覆います。

03. 冷蔵庫で1週間

アネモネの吸水処理

冷蔵庫へ

乾燥しないようにトレーごとナイロン袋に入れ、1週間ほど冷蔵庫に入れて低温でゆっくり吸水させます。

04. 球根の吸湿具合を確認

アネモネ球根の吸水処理

球根を確認する

2日に1度のペースで、冷蔵庫から取り出し、球根の様子を確認しました。
日増しに球根が膨らんでいくのがわかります。

ついでに、バーミキュライトが湿っているかどうかも確認。
乾き気味であれば、球根に水がかからないように気をつけながら、霧吹きで軽く湿らせます。

05. 冷蔵庫から取り出し室温で数日管理

吸水処理後の球根

2014/11/13 吸水処理後の球根

吸水処理を行ってから9日目。少し遅れましたが冷蔵庫から出しました。
しわしわだった球根が、水分を含んでぷっくり膨らんでいます。

球根の吸水が確認できたら、再びバーミキュライトの中へ戻し、今度は袋からトレーを出した状態で、
日の当たらない涼しい場所に数日置いておきます。
この間もバーミキュライトが乾いてきたら、霧吹きで適度に湿らせます。

 

アネモネ球根の発根 2014.11.17

アネモネ球根の発根

2014/11/17 アネモネ球根の発根

冷蔵庫から出して5日目。
バーミキュライトの中から球根をそっと出してみると、ほとんどが発根していました。

アネモネ球根の発根の様子

アネモネ球根の発根の様子

発根した球根は、とっても不思議な姿をしています。。
んー・・・ちょっと怖いです。

少しだけ根が出たら植え付けようと思っていたのですが、もうこんなに伸びているなんて。。
根が傷つかないように、そっと植えなければ。

球根植え付けの様子はこちらからどうぞ。
■ アネモネの育て方 Vol.02-球根の植え付け

 

About Anemone ‘St.Brigid’

【学名】Anemone coronaria 【科名】キンポウゲ科アネモネ属 【原産地】地中海沿岸地方
【生育適温】5~20℃ 【植えつけ】10月~11月 【草丈】約15~30cm 【花言葉】 無邪気、期待、辛抱、可能性

 

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