さわやかな青紫の花びらと黄色い花心のコントラストが可愛いブルーデージー。
先日近くの園芸店で、アメロイデス種の斑入りブルーデージーを手に入れたので、育て方をメモ。
【学名】Felicia amelloides 【別名】瑠璃雛菊(ルリヒナギク) 【科・属名】キク科フェリシア属 【原産地】南アフリカ 【花言葉】幸福、恵まれている
【形態】多年草 【生育温度】15~20℃ 【耐寒温度】5℃ 【草丈】30~60cm 【花径】3~4cm 【株間隔】20~30cm
・日当たりの良い場所に置く。
・水はけの良い土 (赤玉土中粒6:腐葉土3:パーライト1など) を使用する。
・高温多湿が苦手なので、乾かし気味に管理。
・暑さ寒さ共に弱いので、移動できる鉢植えで育てたほうが管理しやすい。
・土の表面が乾いたら与え、やや乾燥気味に育てる。
・冬場の水やりは控えめ。(土の表面が乾いて更に2~3日おいてから。)
・受け皿にたまった水はその都度捨てる。
・植え替え時に元肥を混ぜ込んでいない場合は、生育期の春や秋に緩効性肥料(マグァンプKなど)を与える。
・花期が長いので、開花中は月1~2回程度の液肥を与える。
・夏は与えない。
・夏場は直射日光を避け、風通しの良い半日陰の場所に置く。
・冬場(11月頃から)は霜にあたらない軒下や、室内の日当たりの良い場所に置く。
(夜間の窓際は温度が下がるので、窓際から遠ざける。)
春先などにアブラムシがつくことがあるので、オルトラン粒剤をまいて予防する。
また、ヨトウムシもつきやすいので、定期的に葉裏や蕾などを確認し、見つけたらすぐに捕殺または薬剤散布する。
咲き終わった花がらは、そのままにしておくと病気の原因にもなるので、花茎の根元から切り取る。
春の花が咲き終えた6月頃に、全体を1/3程度の位置で切り戻す。
切り戻しすると風通しがよくなり、夏越ししやすくなる。
春の花が咲き終わった後に、 一回り大きな鉢に植え替える。
切り戻しと同時に作業しても良い。
新芽が伸びてきたら、摘心を行って茎の数を増やす。
ブルーデージーの挿し芽は、春の4~5月が適期。
元気な茎を、先端から長さ5~8cm程度で切る。
不要な下の葉を処理して、1時間ほど水揚げし、赤玉土小粒などにさす。
発根するまで1ヶ月ほどは、日陰で乾かさないように管理する。
また、一般的に日本でフェリシアと呼ばれるのは、ヘテロフィラ(F. heterophylla)
アメロイデスの多年草と違って、ヘテロフィラは秋まき一年草です。
フェリシア・ヘテロフィラの関連記事はこちらです。
■ フェリシアを種から育てる Vol.01-種まき
フリルのような可憐な花姿が愛らしいビオラ。秋から春までの長いあいだ花を咲かせてくれるので花壇や寄せ植えに人気です。
また花色が豊富なので、毎年いろんな種類を楽しめるのも魅力です。
【学名】Viola cornuta 【科名】スミレ科 【原産地】ヨーロッパ 【花言葉】誠実・信頼・忠実
【播種時期】8月~10月 【発芽温度】15~20℃ 【発芽日数】5~10日 【生育温度】5~20℃
購入した種は、国華園の「ビオラ・スカーレット」と「ビオラ・ブルー」。
それぞれ1袋に約50粒入って、54円。とってもお手頃価格。
ビオラの種はゴマをそのまま小さくしたような感じ。
セルトレイに清潔な種まき用土を入れ、土を霧吹きなどで充分に湿らせる。
2粒ずつ種を蒔き、その上に薄く覆土。
初芽するまで乾かさないように、霧吹きなどでそっと水やり。
種まきしてから5日目。
もう、キンセンカの芽が顔をだそうとしています。
黄緑色の結構大きな芽です。
キンセンカの種まきの記事はこちら。
■ キンセンカ(カレンジュラ)を種から育てる Vol.01-種まき
種まきから1週間が経過。この頃から半日陰へ移動。
緑色の可愛い双葉が立派に広がっています。
硬質ポットに5粒まいた種から、4つの芽が出ていました。
種まきから10日目。
5粒まいたキンセンカの種は、すべて芽が出ました。
双葉も大きく成長してきました。
キンセンカの種まきから13日目。
双葉のあいだから本葉が出てきました。
■ キンセンカ(カレンジュラ)を種から育てる Vol.01-種まき
■ キンセンカを種から育てる Vol.02-初芽から双葉へ成長
■ キンセンカを種から育てる Vol.03-ポット上げ後の生長記録
■ キンセンカを種から育てる Vol.04-冬越しのようす
■ キンセンカ(カレンジュラ)を種から育てる Vol.05-開花のようす
アスターは咲き方が多種多様で、一重咲き、八重咲き、ポンポン咲きなど可愛いものが沢山あります。
今回は極小輪一重咲きのビビッドなカラーが可愛い「アスター・ネネシリーズ」を種から育ててみることにしました。
【学名】Callistephus Chinensis 【別名】エゾギク 【科名】キク科 【原産地】中国 【花言葉】変化
【種まき時期】春まき:4月上旬~5月上旬頃、秋まき: 9月中旬~10月下旬頃 【発芽温度】20℃前後 【発芽日数】適温下で6~8日程度 【生育温度】5~25℃
購入した種はタキイ種苗の「アスター・ネネ混合」1袋324円。
種は細長いカタチ。
アスターは春に蒔いた方が育てやすいそうですが、今回は秋まきにトライです。
セルトレイに清潔な土(今回は市販の培養土)を入れ、霧吹きなどで土を充分に湿らせる。
2~3粒ずつ種蒔き、その上に薄く土をかけて、霧吹きでそっと水やり。
初芽するまで乾かさないように気をつける。
・ 日当たりと風通しのよいやや冷涼な環境を好み、高温多湿が苦手。
・ 酸性土壌を嫌う。
・ 連作を避ける。(連作障害を起こすため)
■ アスターを種から育てる Vol.02-初芽から双葉へ成長
2014/10/14
フェリシアの本葉が4枚程になってきたので、1つずつポットに移し替え。
ポットは8cmのスクエア型硬質ポットを使用。
土は市販の培養土(元肥入)に赤玉土中粒を混ぜて、水はけの良いものにしました。
・ 日当たりを好む。
・ やや乾燥気味に育てる。
・ 定期的に液肥をあたえる。
・ 移植を苦手とするので、本葉2~4枚の小苗のうちにポットや小鉢に移し替える。
・ 過湿が嫌いなので、水のやり過ぎに注意。
・ 冬は最低でも2~3℃の場所で管理。
※画像をクリックすると拡大表示されます。
■ フェリシアを種から育てる Vol.01-種まき
フェリシアの種まき方法をまとめています。
■ フェリシアを種から育てる Vol.02-初芽から間引きまで
フェリシアの発芽のようすを写真付きでまとめています。
■ フェリシアを種から育てる Vol.04-苗の成長
苗の成長のようすを写真付きでまとめています。
■ フェリシアを種から育てる Vol.05-苗を定植
成長した苗を定植する手順を写真付きでまとめています。
■ フェリシアを種から育てる Vol.06-定植後の生長
定植後の成長のようすをまとめています。
■ フェリシアを種から育てる Vol.07-つぼみから開花
春に開花した様子をまとめています。
Categories: フェリシア・スプリングメルヘン, 花